はじめに
お久しぶりです。Mです。
今回は契約編第4章で登場した、「刃契約」の紹介をしたいと思います。
環境入りこそしなかったものの、過去のウィニーデッキの弱点だったリソース不足を補って余りある回転力が魅力で、安価に組むことができるのでぜひ手に取ってみてください。
デッキレシピ
それでは早速デッキレシピから紹介します。
自分はきれいに1+3×13の40枚で構築しました。採用カードの説明とゲームプランについて説明していきます。
契約系カード
『放浪者ダンのブレイドラ』
相棒カードです。コスト0で登場し、2種類のカウントの増やし方をし、1ターンに3増やせるので、後攻2ターン目(ゲーム全体としては4ターン目)にカウントを6にし、勝負を決めに行きたいです。
3枚積む人も多いですが初手にブレイドラが被るとキツイので1です。
フィニッシャー面をしていますが除去札の面が強いと思います。あと1点を押し込むためのカードで使わないで勝ててもいいです。
煌臨・アタック時に除去、OCでシンボル追加とビートダウンとしては模範生みたいな効果。同期にぶっ壊れてる連中がいたので模範生程度ではやっていけなかったのが現実ですが。できるだけ手札に欲しいけど初手には欲しくない、絶妙な距離感のカードです。
『殲滅竜装オメガ・ドラゴニス』
耐性持ちのバースト。
自分のスピリットの破壊をケアできるカードは必要不可欠かつ強力無比だということは、『アルケーガンダム』から学んだプレイヤーも多いでしょう。
さすがにかの制限カードほどではありませんが、盤面除去とドローを兼ね備えた1打点はターンが早ければ早いほどフィニッシュへ貢献してくれるでしょう。
系統:緋炎を持っていることも、このデッキでは大きな意味を持っています。
『炎空ノ絆神フラグジャッジメント』
4章が出た当初は条件:C2以上が重たすぎて入れていませんでしたがメガデッキ販売からのジャバドが重たすぎて3枚投入。BP12000以下はOCのジャバドを破壊でき、後述の『ザ・マジシャン』がある場合だとレベル3のロード・ジャバトも破壊できるので採用しました。後攻だとブレイドラ→ジャッジメントでカウントを盛りつつジャバドを破壊し相手にカウントを増やさせないプレイングができます。ジャバドが先行1ターン目に召喚されるかは別の話ですが…
『刃龍皇ブレイドラゴン』
煌臨・アタック時にネクサスを破壊しドロー、アタック終了メタと完全にサポート要員ですが、ブレイドラ名称であればなんでも乗れるので、フラグジャッジメント同様に盤面の質を高めることもできます。
『飛煌竜ディグニティス』
使用感的にメインアタッカー。煌臨効果でカウントを4まで進めることができるので、次のターンに余裕が生まれます。
アタック時に7000以下破壊、ドローと後攻1ターン目に出せるか出せないかでゲームプランが大きく変わる1枚です。
『ビクトリー・ブレイドラ』
煌臨したとき赤1色のコスト3以下のスピリットカードを回収し、OC3でアタック時ドローを持っていますがここまでおまけです。すべてはブレイドラ名称の契約煌臨だということ。バーストアポロブレイドラをめくれます。
今回はそこまで重要視していない回収効果も『マザーブレイドラ』と組み合わせると無限のリソースになるためいいカードです。
『ガーミンドラ』
主に手札から召喚してカウントを盛る要員。アタック時ドローもリソース補充でき、アタックステップには煌臨元になるなど小回りが利きます。
というかウィニーなので小回りを利かせないといけないわけですが…
その他緋炎
『バーストアポロブレイドラ』
プロモ。ドロー加速よりもブレイドラのアタック時に出してブレイドラゴンの下敷きにすることのほうが多い印象。
『オラクル21柱ザ・マジシャン』
後攻1ターン目に出す率高いスピリット。
先1で出てきた契約スピリットを焼きつつ、『マジシャン+契約スピリット+アタック時に出すスピリット』で3点出しつつカウントを3~4まで盛ります。
ライジングがいると自分とフラグジャッジメントがトリプルスピリットになる奇襲性があるものの、逆にラルヴァンダードがいると効果を使えなく、レベル維持コアも多めなので上手く考えて運用する必要があります。
『ブレイドザウルス』・『翼剣渓谷』
前者は召喚・アタック時に破壊するスピリット、後者はコア回収効果がついたネクサスですが、共通効果としてアタックステップ中に系統:緋炎が召喚されたときに無償で煌臨することができます。相手ターン中だとライジング・フラグジャッジメント・ビクトリーの3種類に限定されますが破壊効果を持っているのでカウンターとしては十分でしょう。
このデッキではアタックステップ中に召喚する方法として、ブレイドラのアタック時効果かバーストスピリットになります。ブロック1体除去したと思ったら『オメガドラゴニス』が出てきてブロッカーを除去しつつ契約スピリットも出てくるので計算を狂わせることができます。
その他
『三賢神 ラルヴァンダード』
追加打点として登場しつつコアブワンドローのバトスピ界のインフラ。
レベル3効果で最後の1点をねじ込むこともできます。
『白晶防壁』
氷盾でしたがメガデッキで出た『ブラム・ザッファーグ』が重すぎてこちらに変えました。コア不足を危惧していましたがなんやかんやで打てるのと攻めにも使えるのでしばらくこれを使いたいと思います。
動かし方
理想的なゲームプランとしては後手を取り、
1ターン目に2~3点
2ターン目に残りの2点を取る
という風になっています。
打点をそろえるまで待ってから1ターンに殴り切るタイプのビートダウンもありますが、このデッキは時間をかければかけるほど他契約デッキとは出力差で負けるのでできるだけ早めに勝負を決めに行く必要があります。
1ターン目に3点取る動きとして必要なカードは
1,メイン契約スピリット
2,メインステップで召喚できる緋炎
3,アタックステップ中に出せるスピリット
の3枚になります。
例えば
”ディグニティス+マジシャン+ラルヴァンダード”
であればカウント5、3ドロー1コアブースト、4000以下と7000以下を破壊しつつライフを3つ取ることができますし
であればカウント4、3ドロー5000以下破壊で、ドロー札によってはライフを4つまで取ることができます。
この動き、要は2コストの支払いで3体出す動きなので、契約煌臨以外の2枚のうち1体はノーコストで出せる札である必要があります。このデッキレシピだと1コスト1軽減のマジシャン、バースト効果で出てくるアポロブレイドラ、実質ノーコストのラルヴァンダードの3種類9枚しかないのでなかなか厳しそうに見えます。
しかしながら、翼剣渓谷を絡めることができれば3点取れる組み合わせは増えていき、
”緋炎+2コスト契約+契約煌臨+渓谷”
であれば、
1,ブレイドラ召喚維持1コア(カウントのために実際は2コア乗せるが実質1コア)
2,2コスト契約を召喚で1コスト+維持1コア
3,渓谷配置1コスト、レベル2維持1コア
4,アタックステップ開始時に消費したコア2個を2コスト契約に
の流れから、2コスト契約でアタック、フラッシュで煌臨、ブレイドラ煌臨元アタック時で緋炎を召喚
で3体用意できます。
なおかつ、渓谷の効果が発揮して追加で煌臨することができるので、むしろ更なる攻め手につながっていく可能性もあります。
最後に
現環境では小さいスピリットでガンガン攻めていくだけの動きはそんなに強くなくなってしまいましたが、何度も言ったように刃契約は過去のウィニーデッキやビートダウンデッキでは考えられないようなリソース量と打点の多さを両立しているデッキなので、十分遊べるデッキになっていると思います。
その場の手札を使って最大出力を出せる組み合わせを考えていくのも刃契約を使っていくうえでのポイントで、一人回しも楽しいデッキなのでぜひ一度握ってみてください!
もしやる気が出たら次弾の追加カードや今回採用しなかったカードについての説明も追記したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!うれしくて卍解です…!